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Na-Thought

フィクションでもノンフィクションでもいいのです

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初恋「痛恨のミス」

「他人事」ほど無責任に興味を持てるものは無い。 「ノリ」ほど止められない勢いがあるものは無い。 それが色恋沙汰となれば、年頃の女子達にとって恰好の餌でしかない。 その時私はひどくそれを思い知ったのだ。 去年の今頃、朝晩は肌寒く秋を感じ始める頃…

初恋「川田君への恋」

「男前」というのは何故、器用で、運動神経が良くて、打順も3番で、地域では有名な先発ピッチャーで、他校の野球部員の噂になったりして、同級生はもちろん、先輩後輩みんなに人気者で、なるべくしてエースというポジションにつくのだろうか。 神様は不公平…

初恋「ギャル先輩」

「ええ、それって佐羽内君、亜子っちの事LOVEなんじゃない?!」 こう言い放ったのは通称「ギャル先輩」の里菜っちだ。 里菜っちはお世辞にも美人とは言えないが、ここ近年大ブレイクしている「浜崎あゆみ」を崇拝し、心から「ギャル」に憧れている高校3年…

初恋「人並みに恋もしていたつもり」

もちろん、今まで人並みに「好きな人」は居たと思う。「あの人かっこいいね」「あの先輩かっこいいね」 たかし先輩にまさき先輩。そういえば憧れるのは年上の男の人が多かったかな。スポーツができて、明るくて、みんなの人気者で、いつも笑顔の人がいつも私…

初恋「はじまり」

「ねぇ、佐羽内が亜子のメルアド教えてって」 高校2年生の秋、これから本格的に寒い時期がやってくる頃、6組の沙耶から連絡がきた。少し肌寒くなりはじめた帰り道、まだおろしたての新しいマフラーをまきながら自転車をこいでいるとスカートのポケットの中で…

初恋

初恋っていつだったけ。初恋ってなんだったけ。 そもそも、子供の頃の恋愛なんて幻想や憧れみたいなものでしかなくて、それって思い込みとか自己暗示に近いものがあるのだろう。 だから盲目とか若気の至りとか言うんだろうか。